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仏事のお話 2018年9月

懸命な生き方はカッコ良い-夜坐法話[一]-

本日に安室奈美恵さんが引退されました。
25年間の辛い日々もあったであろう中で、ここまで走り続けてこられたのは大変素晴らしいことであると感じております。それと同時に、生き方は違えどあのような生き方が出来ればとも感じました。
どのような事にも、始まりがあれば終わりもきます。それは終わりもあれば、また新たな始まりがあることも意味しています。
ある本を読んでいますと、人間の一生をローソクに例えた話がありました。それを一つ紹介しておきます。
ローソクは、長さが寿命です。火を灯すと、その寿命を減らしながら周りに明るさと暖かさを与えることを使命として生きていきます。
やがて、そのローソクは燃え尽き、火が消え、活動が終わります。そこでローソクの一生は終わりです。
自分勝手に火を灯し生きることも出来ません。何かに火を灯してもらい、初めて燃え出します。つまり、生かされているのです。
人間も同じです。自分勝手にこの世に出てくるということはありません。何かの縁があって、何かの使命を持って、生かされているのです。
そのことに気付き、懸命に生きていかなければなりません。
このことを、安室さんの引退から改めて感じさせられました。
どんな辛いことがあっても、自分自身がしょうもない人間だなと思うことがあっても、懸命に生きていかないといけません。
この世の中は、『無常』の世界です。懸命に生きていけば、必ず良い方に流れることもあります。
常は無いと書いて無常です。変わらない物は、何一つありません。
あせらず、くさらず、明るく、懸命に生きたいものです。

平成30年9月16日夜坐分

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