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禅語集

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姑蘇台畔不語春秋衲僧面前豈論玄妙(姑蘇台畔春秋を語らず、納僧面前豈に玄妙を論ぜんや。)

姑蘇台畔春秋を語らず、納僧面前豈に玄妙を論ぜんや。
ーこそたいはんしゅんじゅうをかたらず、のうそうめんぜんあにげんみょうをろんぜんや。-

事の餘りに明白なるは云うに及ばずの意。
姑蘇台は呉王夫差が越に勝ち、西施を得て之を寵し爲めに築きたるものにして、後にまた越に亡ぼされた。
春秋を語らずは盛衰を語らずの意である。
納僧の分上には玄妙の一事は明白茶飯の事にて論議するのは無用だ。

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