本日、春分の日はお彼岸のお中日にあたります。毎年、宝善院では春分の日と秋分の日に彼岸法会を執り行っております。本日までコロナウイルスのまん延防止等重点処置の期間であったので、毎年恒例のお餅つきは今年も中止とし彼岸会を行いました。お彼岸の法要は無事に厳修し、檀信徒・有縁者様とご先祖様の供養を行えました。

午前10時半より本堂に於いて、先祖供養の回向を行いました。本堂での法要後、墓地へ移動し総回向法要を執り行いました。総回向法要では、一般墓・個別の永代供養墓・樹木葬の区画の各墓地への供養を行い、合同の永代供養墓みちびき地蔵尊さまと観音様への回向を行いました。参列の方は、それぞれにお焼香を行って頂きました。

最後に、水子供養の数珠掛け地蔵尊での読経を行い、本年度の春季彼岸法要は円成の運びとなりました。写真の通り、天気に恵まれての彼岸会となりました。コロナの影響もあり、法要への参列の方は例年よりも少なくはありましたが、彼岸の入りからのお墓やお地蔵さまへのお参りの方は多かったように感じます。墓地へ上がる方たちの声であったり、供養の花がたくさんお供えされていたり、墓地がいつもより明るくなっていました。ありがたいことです。水子供養の数珠掛け地蔵尊さまへの花もたくさんお供え頂いています。

皆さまのお陰様で、無事に本年度の春季彼岸法会を執り行うことができました。ありがとうございました。

本日に檀信徒様とお話をしている中で、ひっ迫するウクライナ情勢の話になりました。現在、群馬県の高崎青年会議所様と黄檗宗少林山達磨寺様で世界平和を達磨さんに願いを込め達磨寺様の境内に安置し、世界平和を願う活動をされています。宝善院でもその活動に賛同し達磨さんを境内に安置し、世界平和への願いを少しでも発信できればと考えていました。その事を総代さんをはじめ檀信徒の方々に話したところ、皆様にご理解頂き、宝善院へ世界平和の達磨さんを奉納頂くことになりました。早速、達磨寺様に連絡を取り、達磨さんをご準備頂いています。

宝善院有縁者さまの気持ちが詰まった達磨さん、世界平和へ繋がるきっかけになればと願っています。達磨さんが準備できましたら、出来るだけ早く境内に安置出来ればと考えています。また、達磨さんが安置出来る日が決まりましたら、こちらでも案内致します。

水子供養と永代供養墓の京都のお寺
〒611-0011 京都府宇治市五ヶ庄三番割34-3
宝善院（ほうぜんいん）
副住職　秦 崇志（はた そうし）
電話　0774-32-4683