宝善院で大切にしている花の一つ『桔梗(ききょう)』が水子供養の数珠掛け地蔵さまの周りでたくさん花開くことを想いながら、数年前より苗を植えてきました。今年は、桔梗を種から育ててみようと考えていました。【桔梗の種まきから30日目】でも紹介した通り、6月1日に種まきを行い30日目には小さな芽が少し育った状態でした。100日が過ぎ、無事に花をつけてくれています。蕾が開くところを動画で撮影が出来ました。花をつけるまでを順を追って紹介し、このページの最後に動画も紹介します。よろしかったら、そちらもご覧頂ければ幸です。
今年の梅雨は空梅雨で、更に明けるのが早かったです。梅雨明けの発表の後、慈雨と呼べる雨が降りました。そのお陰もあり、芽が大きくしっかりとしてきました。
続けて雨が降ってくれたお陰もあるのか、この頃から芽が日に日に大きくなっていきました。10日前の写真と比べても成長の早さを感じます。
もう、芽とは呼べないくらい大きくなってきました。無事に大きくなってきてくれて、少し安心しながら写真を撮っていました。
お盆の最中、小さな小さな蕾をつけていました。いよいよ花が見れそうです。
日に日に、蕾が膨らんでいきました。少しずつ桔梗の蕾らしい形になっていきました。90日目には蕾の先に花の色が出てきていました。この頃になると、他の苗にも蕾があり鉢には多くの蕾がありました。
心待ちにしていた花が、遂に開きました。綺麗な紫の花が無事に咲いてくれました。周りの蕾も近々に開きそうな状態になっていました。
一気に花が開き始めました。ほんとうに綺麗です。この桔梗が花開くところを動画で撮影しました。皆さんにも愉しんで頂ければと思い、動画を倍速に編集しInstagramに投稿しました。短い動画ですが、以下に貼り付けています。よろしかったらご覧下さい。
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今年は、桔梗を初めて種から育てました。無事に花が開いて、ほんとうに良かったです。今回咲いた桔梗から、採種することを考えています。その種が、また来年に繋がればと思っています。今回の苗は、採種後に境内に植え替える予定です。また、こちらでも紹介します。
水子供養と永代供養墓の京都のお寺
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宝善院(ほうぜんいん)
副住職 秦 崇志(はた そうし)
電話 0774-32-4683