水子供養の数珠掛け地蔵尊が夏の時期に桔梗（ききょう）の花に囲まれることを想像し、昨年より苗を植えています。

今年は桔梗を種から育ててみようと、今月の1日に３つのプランターに種をまきました。種まきから発芽まで20日から25日かかるとされていました。種まきから19日目の本日の朝、心待ちにしていた芽が出ているのを見つけました。

無数の小さな双葉が桔梗の芽です。少しずつでも良いので、大きく育ってくれればと願っています。順調に育てば、今年の秋ごろに花が咲くそうです。

もう少し大きくなれば植え替えを行い、程良い間隔で育てていければと思っています。また、成長の過程をこちらでも紹介します。

【桔梗の花が開きました。】で紹介しました水子供養の数珠掛け地蔵尊前の桔梗に続き、玄関前の鉢植えの桔梗も花が開きました。昨年、この鉢は門前に置いていましたが、今年は発育が良く想像よりも大きくなってしまったので今の場所のままにしておくか思案中です。どちらにせよ、今年も綺麗な花をつけてくれて嬉しく感じています。

最近、桔梗の花のことばかり書いていますので、最後に他の花の紹介もしておきます。墓地への参道の途中にあります萩が花をつけ始めました。綺麗な白とピンクの花です。江戸絞りという種類だそうです。同じ場所に白の花をつけるものもあります。白の花はまだのようです。

今年は、14日より近畿・東海・北陸・中国地方で梅雨入りが発表されました。数日は雨が降りましたが、今年は雨が少ないように感じます。もう少し梅雨らしく境内の草木に水を与えてもらえたらと願っています。

水子供養と永代供養墓の京都のお寺
〒611-0011 京都府宇治市五ヶ庄三番割34-3
宝善院（ほうぜんいん）
副住職　秦 崇志（はた そうし）
電話　0774-32-4683