お盆の行事が無事に終わりました。
棚経(各家へのお仏壇へのお参り)と水子供養・法事と、たくさんのご縁を頂戴しました。ありがとうございました。
お盆が過ぎ少し落ち着いてきましたので、傷み始めていた葦簀(よしず)の交換を本日に行いました。
一枚目の写真は交換前のものです。写真では分かりにくいのですが、黒ずんできて傷みだしていました。
最近は35度を超す猛暑日が続いていましたので、少し涼しくなった夕方から交換を行いました。
一時間程で交換は終わりました。新しいものが掛かりますと気持ちが良いものです。
葦簀(よしず)があるとないのでは、室内の温度は2度程変わるみたいです。
そんな葦簀(よしず)ですが、簾(すだれ)とは違います。葦簀は材料が葦(よし)で、簾は竹です。
葦ですが、元々は“あし”と呼ばれていました。“あし”が“悪し”に通ずるということで”よし”に言い換えられたそうです。葦はイネ科の背の高い植物です。
あと、葦簀には幅が三尺(180㎝)と決まりがあるそうです。
最後に、この葦簀(よしず)の横に以前より吊るしている風鈴を紹介しておきます。葦簀の写真を撮っている時に、風鈴の写真も撮りました。
こちらは、天然石で作られている風鈴です。澄んだ素敵な音が出ます。
宝善院へお参りの際に、聴いて頂ければ幸いです。
水子供養と永代供養墓の京都のお寺
〒611-0011 京都府宇治市五ヶ庄三番割34-3
宝善院(ほうぜんいん)
副住職 秦 崇志(はた そうし)
電話 0774-32-4683